オギノ式は、避妊のためなのか不妊のためなのか、発見されたお医者さんの思いを知ってみたくはないですか?
オギノ式と言えば一般的に広まっている避妊方法です。現在ではローマカトリック教会で認められている唯一の避妊法であるのです。オギノ式を発見したのは、日本人の産婦人科医である荻野久作氏であり、月経の周期を利用した方法である。もともとは避妊のための利用法ではなく、荻野氏が不妊治療を行うために研究し発見したのがオギノ式である。このオギノ式の内容は、妊娠が可能な時期を月経に周期から排卵日を予測し、妊娠の確立をあげる不妊治療を行うことが主たる目的でありました。しかし、現在のオギノ式の使い方は、避妊を目的に使っているケースがほとんどです。この妊娠の期間を、計算してその時期を除いて性交渉を行うことで避妊をするのですが、排卵の周期が変化することがあるために避妊に失敗するケースがあるのが現実です。
避妊法としてオギノ式を使っていますが、オギノ式で100%避妊はできません。基礎体温法を使い排卵日を知る必要があります。その排卵日を避けながら性交渉するわけですが、それには長期間の、基礎体温をつけていくことが必要です。また、月経の周期が予測通りに来る保証はありません。結果としてオギノ式での避妊は危険と考えるべきです。避妊の効率や正確さを考えるのであればそのほかの方法が望ましいでしょう。オギノ式の避妊方法ではなく、出来るだけ確実に避妊を行う場合には、避妊用ピルを用いるケースがあります。服用方法を正しく行えば、高い確率で避妊をすることが可能になります。ただし、避妊用ピルを使用することによる弊害は、副作用がある点です。個人差があるので、何とも言えないところもありますが、血栓症となる方や肥満が見られるケースがあります。オギノ式の避妊は、体に負担はかかりませんが失敗が多いわけです。ピルの場合は、避妊の成功率は高いですが体に負担がかかります。また、外科的に避妊する方法としてパイプカットなどありますが病院での慎重な相談が必要です。
不妊治療のためにオギノ式を発見した荻野氏でありますが、残念ながら現在は不妊治療の側面はなくなりオギノ式イコール避妊と認識されています。しかし、現代社会では、不妊に悩まれている方もたくさんおります。本来の荻野氏の思いのとおり、オギノ式が不妊治療に有効であればいいのですが、なかなかそのようにはいかないようです。オギノ式では排卵日など女性の月経周期などから妊娠時期を予測するものですが、現在の不妊で悩まれている方の原因が、オギノ式では解決できないのです。日本で妊娠を望みながら、一定期間妊娠ができず不妊症と考えられのは、妊娠を考えるカップルの約10%であるとされています。その原因は、男性・女性それぞれ40%ずつで、双方の場合は15%また原因不明は5%と言われています。これらの要因は多岐にわたっており、解決策は一つではないのが現状です。さらに、不妊治療をする中で倫理的な観点や、宗教的な考え方、法律的な問題により治療以外に抱えている問題が多いのが現状です。最近では、女優 向井亜紀さんと格闘家 高田延彦さんの代理母問題がありましたが、このような問題を含め判断の難しいことであります。